「キノコの培養組成物」に関する研究成果が特許されました。

この度、ゲオール化学株式会社での研究成果が、新しく「キノコの培養組成物」(特許第6116145号)として、特許庁より特許されました。

ゲオール化学株式会社における、キノコの培養成分に関する特許としては7件目となります。

 

ゲオール化学株式会社では、おおよそ15年前よりキノコの成分研究に着手し、これまでに、キノコが持つ、皮膚の抗老化や美白につながる様々な機能性を明らかにしてきました。

これらの研究成果は、学会、学術論文への投稿を通じて、天然物化学の発展にも貢献して参りました。

 

この度の研究課題は、ヒアルロニダーゼという皮膚真皮層に存在する生体酵素に対するキノコの培養成分の関与です。

ヒアルロニダーゼは、皮膚真皮層のヒアルロン酸の分解に関わる酵素で、この働きが過剰になると皮膚中のヒアルロン酸量が低下し、シワやタルミに繋がります。

 

数種のキノコの無菌培養成分が、このヒアルロニダーゼの働きをコントロールすることで、真皮でのヒアルロン酸分解を防ぐことを明らかにしました。

画期的なアンチエイジング化粧品の開発にも繋がる可能性を秘めた研究成果であると考えています。

 

キノコを使った化粧品開発のパイオニアとして歩んできたゲオール化学株式会社は、これからも独創的かつ効果の高い化粧品素材の開発を通じて、皆様の美と健康をサポートして参ります。